北京スマイルジャパンと日本男子

北京オリンピックでの女子の活躍はうれしい限りです。個人的には久保英恵さんご苦労様でした。床姉妹のスピードあるプレーも印象的でした。お父さんの床さんとホッケーをやった世代ですのさらに感慨深いです。このオリンピックを見てアイスホッケーを知らなかった方もアイスホッケーに興味を持ち、またはアイスホッケーをやり始める方もきっといるでしょう。そんな中で素人である方の投稿が気になりました。オリンピックを見てアイスホッケーを知った方でしょう。さぞ男子はもっとスピードと迫力があるだろうと興味をもってアジアリーグのライブ映像を見ての投稿です。内容的には、「えっ?男子ってこんなものなの?もっと迫力があると持ったのに、もっとスピードがあると思ったのに・・・」といったもの。おっしゃるとおりです、この方の感じたとおりです。アジアリーグでやられている選手はたくさんのホッケープレーヤーの中でプレーも気持ちも優れた方ばかりです。私としても選手の方たちは手を抜いてホッケーをやってるわけではないことは重々承知でもちろんリスペクトもしております。でも日本男子アイスホッケーが世界から後れを取り、長野以来オリンピックにも出れずにいるのはこの方の言う通りのことが原因でしょう。アイスホッケーと同じ身体接触が許されているスポーツにラクビーがあります。ラクビーはエディーさんがヘッドコーチになってから世界のベスト8に入る強豪になりました。身体接触が許されるスポーツは日本人は勝てないという私の考えはあの10年前から変わりました。アイスホッケー業界が見習わなければいけないラクビー業界です。日本人独特の「根性」「勤勉」「和」という今ではスポーツに似合わない言葉をもう一度思い出すべきでしょう。私がチームを指導するとしたら心身ともに「ハードワーク」を合言葉にしたいです